何やら楽しそうにレオン君を描き描き
先週に引き続き私へ読み聞かせをしてくれた仲良し3人組…
これは先週のある日に「今日はRei先生何の問題解くと〜?」と近寄ってきたので、子ども達に問題を選んでもらい、子ども達に読み聞かせをしてもらうことになった私のお話です
自分の問題を解き終わってお母さん達がお母さんの問題を解き終えるのを待っていた時、暇そうにしていた私に目が留まったのでしょう
「私たちが読んであげる〜」というところから始まりました
700題ある問題の中から「これが良いかな〜、どれが良いかな〜」と数秒の話し合いの結果、"筋肉豆腐"の問題を選んでくれました
選んだ問題が5MX33だったこともあり漢字や分数の表記があって未就学児には暗号でしかなった様子
それでも半ば強引に?読み聞かせがスタートし、辛うじて読める平仮名だけを読むスタイルの読み聞かせに…
さすがにこれだと難解すぎると判断した私はお母さん達のお手伝いを喜んでOKにしました
子ども達のルールは1つ、お母さんに聞いて良いのは1文節1回のみ
私のルールはどんぐりルールに則り、子どもを信じて子どもが読んでくれたものを描く
さあ、どうなるでしょう
子ども達は楽しそうに問題を読みます
楽しすぎて私が描いてる途中に次を読んでしまいます
私「ちょちょ、まだ描いてるけん待ってや〜」
子「ふふふ、分かった〜」
子「ハムハムの目、怖〜い」
子「筋肉ってなに〜?」
こんな感じでわいわいしながら絵を描いて、読み聞かせをする時に焦らない焦らさないことを自然に体感してもらっちゃいました
1文節を描き終え、私が次お願いしますと声をかけるとお母さん達に次の文節を聞きに行く
教室の時間的に終わりそうになかったので、残りは次の教室でやろうと約束し解散した翌週…
私は忘れていたんです…筋肉豆腐…
私の顔を見るなり、筋肉豆腐〜と嬉しそうに声をかけられました
子ども達は覚えているんですよね
自分のじゃなくて人の問題も…
とりあえず、絵をみながらどこまで読んだか確認し新しい文節を読んでもらいました
一応答えまで辿り着き、答え合わせをしましたがこの子達にとって答えはオマケみたいなもので
答えには興味がなく、私が描いた絵に色を塗ったりレオン君やヘビ君、つづく君を描いたりと大忙し
子1「つづく君ってどんなのだっけ?」
子2「私のにあったはず〜、これこれ」
子1「私のにもある〜、これはヘビ君?」
子3「どれ〜???」
どんぐりを始めた当初は正誤にこだわり、添削でレオン君じゃないと落ち込み、ヘビ君を隠すことが多かった子どもが自分の作品を見せ合って楽しく話してる姿が嬉しかったです
正誤はオマケで過程に意味があることをこの1年間で身に付けたこの子達が、4月から始まる小学校生活で潰されないように守っていきたいと心に誓ったReiなのです
印象的だったのは答え合わせをする前に子ども達が「この問題は全部絵に描いてあるから◯だね」とぼそっと呟いた一言でした
「全部絵に描けたのはあなた達がゆっくり丁寧に読み聞かせをしてくれたおかげだよ」とそっと伝えたことに気づいているかどうかは分かりませんが、素敵な体験をさせてもらったReiでした
来週2/12(水)はお休みになってますので、水曜日メンバーの方はご確認くださいね〜
ではでは