どんぐり倶楽部どんぐりポケット

どんぐり子育てや自然遊び、感味力の素晴らしさ、REI先生のひとりごとなどのんびり書いてます

〜ちょっと小話④〜

先日、千葉にお住まいの金森先生のFacebookの投稿を読んで、定時制高校に通ってたときのことを思い出したのでその時のちょっとした話を

 

私が定時制高校に入学したのは高校3年生に上がる春

単位制高等学校で、定時制課程では講座選択(全460講座)と自由度があり、設置科目(18教科87科目)の中には多くの科目でグレード(基礎講座→発展講座→応用講座)が設定されており、200以上の講座から自分の目的に合わせたカリキュラムを作ることができるのが特徴だと思います

1コマ90分なので大学みたいな感じですね

半期や通年の講義があって選択肢が多いんです

単位が認められるのは決められた%以上の出席が条件なのでそれぞれの都合で自分に合わせて、自主休講や一部欠席を調整してましたね

正直、これだけ自由に選べると時間割作りが大変なんですよ〜

でも、一つ一つ自分の学びたい講座を自分のレベルに合わせて選べることは幸せなことでした

また、私服校で校則も定められていなかったです
 

●学校紹介
前期・後期の2学期制を取っており、春季・秋季の年2回入学式と卒業式を行なっています。 月曜日から金曜日の平日に授業が開講されます。生徒は各学科ごとにI部(午前)・II部(午後)・III部(夜間)のいずれかに所属し、受講する総授業時間の50%以上を各部で定められた時間帯に受講しなければならないルールはあるものの、部を跨いで講義を受講することも可能なんです。

→私はⅢ部生でしたが、ルールに則ってⅡ部生の講義を受講してました

→そしてⅢ部生には夕食(給食)の時間があるんです。広い食堂で先生達も一緒に夕飯なんです。Ⅰ・Ⅱ部生は食べれないのでⅢ部生の特権みたいな感じですね。もちろん昼食は食券の購入ができるので誰でも食べれます。


私の学級は17歳〜62歳と幅の広い同級生達です

高校3年生で入学した私が最年少という不思議な感覚だったのを覚えています

学級といってもクラスで集まるのは月に1回あったかな〜くらいなのでクラスを意識して通った覚えはありませんね

学級通信や伝達事項はエントランスホールにあるコンピューターに学生証をかざすと知ることができる仕組みになっていました

出席状況や時間割、担当教員からのお知らせなども確認できるので助かりましたね

友達は年齢とかクラスとかに関係なくでき、いろんな人の人生話を聞くのは大変勉強になります

また、単位制の学校なので卒業するタイミングはそれぞれです

どちらかというと18歳(ダブりなし)で卒業するのは少数なんですって

私は前の学校の単位を全て持ってこれたので卒年(卒業予定年次)として入学できダブりなしで卒業でした

在校生の多くは習い事やアルバイト、予備校とのダブルスクールなど、自分の生活スタイルに合わせて、それぞれの部に所属して学習しているのが印象的です

 

1年間であっという間の短い期間だったけど濃い1年だったな〜

ホントに楽しかったし素敵な時間だったな〜

職員室も出入り自由で、分からないことがあるとすぐに質問できて個にあった学習計画や添削をしてくれる先生達で素敵でした

 

こんなことを思い出して書き起こしてみたReiでした

ではでは

〜教室観察日記〜

何やら楽しそうにレオン君を描き描き 

 

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先週に引き続き私へ読み聞かせをしてくれた仲良し3人組…

これは先週のある日に「今日はRei先生何の問題解くと〜?」と近寄ってきたので、子ども達に問題を選んでもらい、子ども達に読み聞かせをしてもらうことになった私のお話です

 

自分の問題を解き終わってお母さん達がお母さんの問題を解き終えるのを待っていた時、暇そうにしていた私に目が留まったのでしょう

「私たちが読んであげる〜」というところから始まりました

700題ある問題の中から「これが良いかな〜、どれが良いかな〜」と数秒の話し合いの結果、"筋肉豆腐"の問題を選んでくれました

選んだ問題が5MX33だったこともあり漢字や分数の表記があって未就学児には暗号でしかなった様子

それでも半ば強引に?読み聞かせがスタートし、辛うじて読める平仮名だけを読むスタイルの読み聞かせに…

さすがにこれだと難解すぎると判断した私はお母さん達のお手伝いを喜んでOKにしました

子ども達のルールは1つ、お母さんに聞いて良いのは1文節1回のみ

私のルールはどんぐりルールに則り、子どもを信じて子どもが読んでくれたものを描く

 

さあ、どうなるでしょう

 

子ども達は楽しそうに問題を読みます

楽しすぎて私が描いてる途中に次を読んでしまいます

私「ちょちょ、まだ描いてるけん待ってや〜」

子「ふふふ、分かった〜」

子「ハムハムの目、怖〜い」

子「筋肉ってなに〜?」

こんな感じでわいわいしながら絵を描いて、読み聞かせをする時に焦らない焦らさないことを自然に体感してもらっちゃいました

1文節を描き終え、私が次お願いしますと声をかけるとお母さん達に次の文節を聞きに行く

教室の時間的に終わりそうになかったので、残りは次の教室でやろうと約束し解散した翌週…

私は忘れていたんです…筋肉豆腐…

私の顔を見るなり、筋肉豆腐〜と嬉しそうに声をかけられました

子ども達は覚えているんですよね

自分のじゃなくて人の問題も…

とりあえず、絵をみながらどこまで読んだか確認し新しい文節を読んでもらいました

一応答えまで辿り着き、答え合わせをしましたがこの子達にとって答えはオマケみたいなもので

答えには興味がなく、私が描いた絵に色を塗ったりレオン君やヘビ君、つづく君を描いたりと大忙し

子1「つづく君ってどんなのだっけ?」

子2「私のにあったはず〜、これこれ」

子1「私のにもある〜、これはヘビ君?」

子3「どれ〜???」

 

どんぐりを始めた当初は正誤にこだわり、添削でレオン君じゃないと落ち込み、ヘビ君を隠すことが多かった子どもが自分の作品を見せ合って楽しく話してる姿が嬉しかったです

正誤はオマケで過程に意味があることをこの1年間で身に付けたこの子達が、4月から始まる小学校生活で潰されないように守っていきたいと心に誓ったReiなのです

 

印象的だったのは答え合わせをする前に子ども達が「この問題は全部絵に描いてあるから◯だね」とぼそっと呟いた一言でした

「全部絵に描けたのはあなた達がゆっくり丁寧に読み聞かせをしてくれたおかげだよ」とそっと伝えたことに気づいているかどうかは分かりませんが、素敵な体験をさせてもらったReiでした

 

来週2/12(水)はお休みになってますので、水曜日メンバーの方はご確認くださいね〜

ではでは

 

〜2020年度 どんぐりポケット募集案内〜

こんにちは

2020年度は、料金形態(安くなりましたー)、開設曜日(増えましたー)、会場(増えましたー)、各曜日の担当先生に大きく変更がありますので、よく確認してから申し込んでくださいね。

申し込みいただいたのち、どんぐり倶楽部Reiより入室許可のメールを送ります。入室許可のメールは3月に入ってからになる場合がありますのでしばらくお待ちください。

 


・申し込み受付期間

→2020年2月15日〜定員に達するまで


・予定定員

→月曜日:10名、水曜日:10名、木曜日:10名、各金曜日:10〜15名

 

・会場

→月、水、金:高宮アミカス   木: 大野城市

※木曜日の会場は大野城市にある、北コミュニティセンター・東コミュニティセンター・まどかぴあの3施設のいずれかになります。3施設とも近場で公共交通機関も充実しています。


・教室運営期間

→2020年4月〜2021年3月 

 


・各曜日を担当する先生

→月、水、木、金:Rei      


・教室の時間

→18:00〜19:30


・料金

→月額:4,000円

→単発利用:1,500円

→年会費: 3,000円(施設利用料)

 

・参加条件

→読み聞かせを卒業しているお子さんは1人での参加を許可します

→どんぐり歴1年未満のお子さんは保護者同伴


・申し込み方法・宛先

→メールにてReiまでお願いします

→ reirei.donguriclub@icloud.com

→保護者名、子どもの名前、学年、どんぐり歴、希望曜日、住所、電話番号を添えてお申し込みください

 


【初回入室日に持参するもの】

・お子さんの写真(既に提出してもらっているお子さんは不要です)

・学習カルテ(用紙はこちらで準備していますので当日、記入をお願いします)

クロッキー

・色鉛筆

・どんぐり問題

・おやつ

・飲み物

・年会費(施設利用料)

 

ご不明なのことがありましたらReiまでご連絡ください

〜Reiの挑戦〜

こんにちは。

ちょっと新たな試みをやってみました
お手伝いをしてもらったのはアメリカ在住のどんぐりママさん
どんぐりやってても不安が多く、誰にも相談ができないもどかしさに対してどの様なサービスがあると嬉しいのかを聞きました


どんなものかというと…
テレビ電話を使い90分間(1枠)でReiが相談を受けるというサービスです
長いようで短い90分ですが、個別相談に応じられるのですごく有意義でした
今回は、どんぐり問題を保護者に私が読み聞かせをする体験と分からん帳について、そしてお子さんの状態、家庭の環境、保護者の癖等を丁寧にアセスメントしこれからのプランを一緒に考え、保護者に対するフィードバックをさせてもらいました
いろいろ話せて楽しかったです
ちなみに、私の第一印象は天真爛漫だそうです

アメリカとは時差が10時間くらいかな〜

でも、お互いの都合がつく時間を合わせれば問題ありませんでした

途中で出演してくれたお子さんが可愛かったな〜

日本語があまり話せないんですって〜

私は英語を教えてもらおうかな〜と企んでます


現代はネット環境も充実していて国を超えてどんぐりの相談を受けることができるのは有り難いですね

今年の4月からこのサービスを提供できるように準備をしていきます

人が好きな私、相談業務が好きな私が少しでも皆様の力になれると思うと4月からが楽しみで仕方ないです
日本国内にとどまらず、全世界の皆様とどんぐりで繋がれるご縁に感謝して日々精進していきます

ではでは〜


Rei

 

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こんな感じで私の家から皆様と繋がっていきまーす

 

〜教室観察日記〜

突如訪れた試練

 

なんで私なの?と試練なんて嫌になっちゃいますよね

 

どんぐりを始めて1年未満のAちゃん

Aちゃんはほんとに頑張り屋さん

頑張り過ぎってくらい頑張ってる

通い始めた頃から認められたかったり、求められてるものに応えたい気持ちが強すぎる印象を受けました

完璧主義になりつつあるな〜と心配していた最近、2週連続で状態が良くありませんでした

そんなこともあり、今日は私が読み聞かせさせてもらいたいと思い声をかけました

準備ができたらやろうね〜と

おやつを食べながら30分経過ーーー

教室を歩き回り落ち着かない様子で1時間経過

席に座って色鉛筆を選び始めたのでそろそろかな〜と待ちつつ、ゆっくり読むから絵に描いてねと伝えてスタート

1文目の1節を読んだところで、全く手が動かない

正確に言うと動かせない

いつも毎回、絵を描くときにはお母さんにこれでいいの?何色?と何度も確認をして描いています

自由に描いたらいいのにな〜と

間違わないようにとビクビクしてるのがよく分かる(お母さんが怖いわけではないんです)

そして、なぜか先生の隣で取り組む羽目になっちゃってる

余計にプレッシャーがかかっちゃったんだろうな〜

Aちゃんにとったらいつも確認してるお母さんがいないのでどうしようもなくて泣くしかない

Aちゃんが悪いわけでもないのでとりあえずこのまま

ここで、教えちゃったらこの子は完璧主義というかオリジナルの考えを自由に表すことができなくなっちゃう

急に訪れた試練に涙を流すAちゃん

きっとAちゃんは乗り越えます

そんなAちゃんをそっと見守るReiでした〜

 

そのあと、お母さんにはAちゃんの状況を報告し、お母さんのアセスメント

お母さんもAちゃんも肩の力を抜いて一緒にやっていきましょうね〜

 

 

〜pre-donをお待ちの皆様へ〜

こんにちは

 

pre-donをお待ちの皆様へ

2019/12/27特別講義の内容を1月中に編集してオンラインショップに…という予定でしたが、動画が撮れておらず3月初めに撮り直しになりました

本当に申し訳ございません

 

当日参加してくださった方には、先ほど音声データとテキストデータをメールもしくはメッセンジャーにて送らせていただきました

もし、届いてないよーという方がいましたらReiまでご連絡ください

 

※3月初めに撮りなおす内容は2019/12/27と同じです

 

Rei