どんぐり倶楽部どんぐりポケット

どんぐり子育てや自然遊び、感味力の素晴らしさ、REI先生のひとりごとなどのんびり書いてます

〜添削の送り方〜

こんにちは

2020/04〜どんぐり倶楽部Reiによるどんぐり通信を開始します

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〜レオン君からのコメントがあるかもしれないかも〜

はじめまして、僕レオン君です。
僕もお絵かきしちゃいました。
今日登場してるのは僕のお友達のヘビ君です。
頭がまんまるで可愛いでしょ~
ヘビ君が出てきた時には大切に問題を宝箱(分からん帳)に入れてくださいね。
桜の花びらって風に吹かれてひらひらとして美味しそうなんだよな~
レオン君はお花見しながらひらひらしてる花びらをぱくぱく食べるのが毎年の楽しみなんだ。
じーっと待ってって、狙いを定めてぱくっと食べるの。ふふふふ。
みんなもいっぱい遊んでご飯もりもり食べてね~
またね~レオン君でした~

 

 

全国のお家どんぐりを頑張っている保護者の方のサポートすることができればと思っています

 

お子さんのどんぐり作品を見せていただくと同時に保護者の方の相談に乗り、ご家庭でのどんぐりタイムのサポートそして心の支えになれるよう努めます

※添削した作品はブログに載せる場合があります

 

添削をご希望の方はReiのメールに学習カルテの内容と添削する作品の写真(見開き)を添付して連絡してください

reirei.donguriclub@icloud.com

 

<学習カルテ>

・添削を受ける子どもの名前(ふりがなもお願いします)

・4月からの学年

・どんぐり歴(いつから始めましたか?)

・習い事の有無

・習い事の種類といつからか

・宿題制限の有無(何を制限しているのか、宿題マシーンは稼働しているのか)

・ゲームとテレビの制限はどのくらい?

・保護者の連絡先

 

添削メールの送り方 1枚ずつ

件名:子どもの氏名、◯MX◯◯

本文:作品の写真(空白であっても見開きで撮ってください)

           相談事など。

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎料金プラン✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

・添削1回…1000円(相談料・手数料込み)

・添削10回+読み聞かせ1回…10,000円(相談料・手数料)

・読み聞かせ1回(単発利用)…3,000円(相談料・手数料込み)

・オンライン授業1回(60分)…5,000円(相談料・手数料込み)

・オンライン授業1回(90分)…8,000円(相談料・手数料込み)

 

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎振込先✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

ゆうちょ銀行:058

普通口座:0984176

糸山れい:イトヤマ レイ

 

※まとめての入金でも構いません。この時期、無理して外出しなくていいように工夫をお願いします。まとめて入金された方はメールにその旨を伝えてくださいね。

 

 

Rei

 

〜通信どんぐりっ子の添削〜

こんにちは

 

通信の募集をかけてからどしどしご連絡をいただいております

※まだまだ募集してます

みんな不安ですものね〜

それにしても便利な世の中です

写真を添付してもらうだけで、お子さんの作品が見れるんですもの

楽しいな〜

通信生の添削はこんな感じでーす

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〜卒業生より〜

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先程、去年どんぐりポケットを卒業した児童から4MXコンプリートしたよ〜とお母さん伝いで報告をもらいました

どんぐりポケットから離れてお家どんぐりにシフトして、どう過ごしてるかな〜と気になって3ヶ月

どんぐり始めて1年できっちり100問を丁寧に解き終わったようです

小学生生活残り1年、思いっきり遊んで工夫してめーいっぱい楽しんでほしい

そんな生活の中にどんぐりタイムがたまにあるだけでこんなにも豊かな心と体と頭が育つのだから面白い

決してどんぐりが凄いんじゃない、家庭で丁寧に環境調整をして覚悟を決めて過ごしたお母さんの努力が全ての結果なんじゃないかな

 

私にできることはそんなに多くはない

だからこそ、私に出来ることサポートできることは丁寧に丁寧に取り組んでいきます

Rei

 

 

〜どんぐりのはじめかた⑦〜

★Q &A

さてさて、やってまいりましたQ&Aのお時間です。ここには保護者の方がよくする質問を載せました。少しでも保護者の方の気持ちが晴れることを願っています。

 


Q1、言葉の意味がわかりません

A1、「分からない」と思っていても子どもの体験の中にその言葉と繋がるもの・ことはあるものです。「~こずつ」「~と~の間」「~は~より多い、少ない」などの算数語の意味を分かっていない場合もあります。その場合、問題は分からん帳に入れて問題から離れ、日常生活の中で機会をとらえ、さりげなくその言葉を使うことで自然に言葉と視覚イメージが結びつくような環境設定を意識して作ってあげましょう。できるだけ、体験を通して生きた言葉を身体全体で吸収することが応用力の効く言葉の入力になるからです。

 


Q2、脱線してばかりで進みません

A2、低学年の間は脱線して問題が進まないくらいが理想的です。楽しめているのでしょうね。ゆっくりと、楽しみながら、ひとつひとつの言葉の向こうにあるイメージを膨らませて、じっくり味わうことが高学年でどんな教材でも楽しめる力を育てるのです。ただし、楽しむことを”絵を描く”ことで表現する子どもがいる一方で、そうではない子どももいますので、脱線した絵を描かなくても問題を楽しんでいる様子なら十分です。そうではなく、体力的に疲れている場合や環境設定ができていない場合には日を改めて取り組んでください。お子さんをよく見て判断してくださいね。

 


Q3、絵を描くのに時間がかかって1回で1問が終わりません

A3、1回で1問を終わらせる必要はありません。どんぐり問題は、解法パターンを身に付けるために数多く解くように作られた問題ではなく、思考回路そのものをつくるための問題なので自力で描き起こすことができれば、1回に1文でも十分です。続きは次回やる日を決めてするか、やりたくなった時にやります。ノートに絵が描いてあるわけですからいつでも続きはできます。なので大いに楽しんで終わりにしましょう。誘導して最後までさせても、見当違いの達成感だけが残るだけで子どもの内部には「させられた」「解けないとダメなんだ」「たくさんやった方がいいんだ」「速い方がいいんだ」と根本的な学習意欲を引き下げるマイナスの気持ちを子どもの心に根付かせます。

 


Q4、描くことを楽しんでいるように見えません

A4、絵はあっさりしていてもストーリーを追いながら楽しんでいることが、会話や問題に取り組む様子から感じられるようでしたら大丈夫です。また、絵を描くことよりも問題を解くことの方に楽しさを感じる子どももいますのでそのような場合は、様子をみながら絵を描かなければ解けない問題を時々選んで、絵を描くことの効果を感じられるようにしてあげることをお勧めします。頭の中だけでイメージして計算で進めていく方法は、十分に絵を描いて具象思考を育てた後の高学年なら悪くありません。しかし、低学年ではメリットよりデメリットの方が遥かに大きいので要注意です。速く解きたがっていたり、きちんと視覚イメージを再現していないようであったり、絵を描くことを面倒だと感じている様子であれば残念ながら「考えない習慣」が付いているので気をつけてください。このような場合には、「させること」よりも「させないこと」に注意を向けなければ好転しませんので、リセット期間を用いいて環境調整をお願いします。具体的には、速さと量が評価されるような高速・大量・反復学習や考えることをしないパターン学習等を極力させないことがポイントになります。その上で、保護者が根気よく”楽しむお手本(実際に保護者が楽しくどんぐり問題を解く様子)”をみせて続けることが非常に効果的です。

 


Q5、絵が下手で分かりにくいです

A5、絵に上手下手は関係ありません。(下手と雑は違います)オリジナルの絵が一番です。自分の絵図で考えるから自分の力になるのです。見やすく、分かりやすく描くのは高学年になってからで十分です。学年が上がるにつれて自然に絵も進化します。ですので、誘導したり、子どもの絵を直すことは「害多くして益少なし」です。

 


Q6、全く絵を描こうとしません

A6、絵を描けない子はいません。描こうとしないのは、絵を描くことを楽しいと感じられなくなってしまっているからです。周りの大人が幼児・児童期に本質的な価値を有しない「速さ」や「結果」に価値を置いていたり、文字に触れさせる時期が早過ぎて、文字を描くことが優れていると思わせるような雰囲気があることが原因の場合もあります。そもそも文字とは、視覚イメージを導く記号に過ぎません。正確には、視覚イメージを導く音の記号でしかありません。つまり、文字は思考の本体ではないのです。ですから、幼児・児童期の文字の扱いには細心の注意を要します。「早ければ早い方がいい」は通用しないということです。だからといって、「描きなさい」「描かなくちゃダメ」と言っても楽しく描けません。余計に嫌いになることが多いようです。自然と「絵を描くのって楽しいかも」と思えるようにできるといいですね。お勧めは、保護者が楽しく大きく下手な絵を描きながら解いているところを見せ続けることです。答えを出すことよりも、絵を楽しく描けることの方が力になることを保護者が本当に理解して、イメージする楽しさ、考える楽しさを伝え続けましょう。焦ることはありません。子どもが描かなくても、保護者の背中を見せ続けることが大切なのです。

 


Q7、頭の中でできた方がいいように思います

A7、どんなに複雑な問題でも頭の中でできるのであれば、考える基本を作る場合の幼児・児童期の学習も「頭の中で」でいいのですが、頭の中だけでできる問題は限られています。どんぐり倶楽部は、一生使える本当の思考力養成を目指していますので、最初から最高の方法を使うのです。どんな時でも使える方法を、一番吸収力があり定着度の高い幼児・児童期に採用しています。最初から練習すべきことは「描きながら考えること」「絵で考える」ことなのです。つまり、最初から視考力を活用した思考力養成をすべきなのです。描きながら考える方法は、一見遠回りのようですが一番効率が良く、最も応用が効くのです。

 


Q8、式が分かれば式で解いてもいいのですか?

A8、式が分かっても解き方が分かっても絵図は描きます。描き出した絵を見ることで、新たな視点を見い出すことができたり、考えが整理できたり、再現をスムーズにできるようになります。また、普段から絵図で考えることをしているからこそ、本当に必要になった時に自然と使えるのです。難問にぶつかった時だけ絵を描き起こして目で考えようとしても、そうそう都合よくはいきません。

 


Q9、どうしても教えたくなります

Q9、どんぐり問題は解くためにあるのではなく、思考回路を作るためにあるので正解に重きを置かないでくださいね。思考回路を十分に作り上げた12歳以降であれば、必要に応じて教えることもプラスになりますが、基本思考回路そのものを作成中の小学生にはヒントや導きは禁物です。分かっていても難しい場面ですよね。意識してほしいのは、ヒントをあげるたびに子どもが自分で気づく・工夫するチャンスを奪ってしまっているということです。口を出しそうになったら、サッとその場から離れることも1つの方法です。

 


Q10、分からん帳は作らなくてはいけませんか?

Q10、分からん帳を作ることにはたくさんのメリットがあります。オリジナルの参考書を作れる他に、解けなくてはいけないという余計なプレッシャーから子どもを解放し、幼児・児童期に陥りやすい完璧主義の悪循環から救い出し、のびのびと試行錯誤しても良いという許可を与えるのが分からん帳です。

 


Q 11、考えられません。考えることをひどく嫌がります

A 11、条件反射的に考えること(複雑処理)に拒否反応を示す場合で、高速・多量・反復・記憶学習などの「考えない学習(作業学習・単純処理)」をたくさんやってきた子ども達に多く見られる傾向です。また、普段の生活の中でも、自分で考える場面が少なかったり、指示されて動くことが多かったり、毎日のように習い事をして自主的な動きや、時間の使い方をしていない場合にも考えられない状態になっていることがあります。「考えられない」は子どもの能力の問題ではなく、生活習慣・学習習慣が子どもを「考えられない状態」にしているのです。子どもが自分で考えて、自信を持って動くことができる場面を増やすために、習い事を整理し子どもが自主的に使える時間を増やすこと、ゲームやテレビを制限すること、保護者の小言や命令形の話し方を極力減らすことなど、子ども自身が考えられるようになるための時間と土台作りが先決です。これらの環境調整をせずにどんぐり問題を解いても何の効果も得られませんし、子どもにとってはちぐはぐなことをさせられているので、混乱し悪循環でしょうね。どうしても環境の調整ができないのであれば、どんぐり問題をしないでください。

 


Q 12、高学年ですが、まだ低学年問題をしています

A 12、どんぐり問題に学年は関係ありません。本人の準備ができていないのに、在籍学年の問題を無理にさせる必要はありません。低学年問題をする中で「分ける」「合わせる」「全体から1つを求める」などを絵を描きながらできるようになっていれば、高学年の割合の問題はいつでもできます。大事なのは絵を描くこと、絵を動かせることです。その練習をするのですから問題の学年は関係ありません。同じ学年でも最初から抽象化された絵図が描ける子どももいれば、具体的に一つずつ描いていく過程があって、初めて抽象化できる子どももいます。その過程を飛ばすことはできません。子どもに合わせて進めていくことが一番です。もう一つ覚えておいてほしいのは”順番通り”に進める必要はないということと、全部の問題をさせる必要はないということです。どんぐり問題はこなすための教材ではありません。たくさんやれば思考回路が増えると勘違いされる方も多いですが、たくさんやることは「ゆっくり、じっくり、丁寧に」とは反対の習慣をつけることになりかねません。どんぐり問題は、絵図を描きながら考えるという正しい学習方法と、工夫することの楽しさを幼児・児童期に体験しておくための教材です。

 


Q 13、自分からはやりたがりません

A 13、途中から始める場合にはなかなか自分からはやってくれません。考えることが「めんどくさい」という状態になっている場合が多いからです。また、何年も続けてきた場合は、「飽きる」ということもあるでしょう。高学年になったら、なぜどんぐり問題が大切なのかを子どもに話して、本人の合意の上で約束して定期的にできるといいですね。添削教室を利用される方もいらっしゃいます。定期的にどんぐりを続けられればそれに越したことはないですが、生活全般の中で感じること、味わうこと、イメージすること、自分で考えることを大切にできているのであれば心配することはありません。「絵図を描いて、動かして考える」ということを体験していれば、必要な時に思い出して使えるからです。

〜どんぐりのはじめかた⑥〜

★学年別の留意点

 

年長:絵本の読み聞かせのように楽しく想像力を刺激して、丁寧にお絵描きを楽しめるような環境設定(感味力保護設定)をお願いします。1日1行と分けて描いてもOKです。保護者も同じ空間でお絵描きすると効果的です。

 

小1:言葉からの視覚イメージの再現を楽しみます。答えは『おまけ』。『お絵描きに夢中で進まない』が理想的。上手下手に関係なくオリジナルであることが大切です。将来の豊かな表現力の源となる『感味力』養成が大事。読み聞かせ方式で取り組む方がいい場合もある。『読めるから読ませる』は無意味です。数が確定していないものでも描くようにします。見えないものを見る力(描く力)が決め手になります。

 

小2:計算式は書かなくてもいい。こうすれば(こう考えれば)解ける(こうなる)という筋道をみつける練習が大切です。視考力を活用した構図による理解が重要です。

 

小3:視覚イメージの再現→操作する力である視考力を養成します。絵図を描いても、絵図を使わずに計算式だけで答えを出そうとする場合には要注意。不要な言葉は書き込まないことも進化の鍵です。

 

小4:『絵図・筆算・計算式・答え』の4点セットとして書けるようにしていく。絵図から導いた計算式を意識するようにする。途中式(推論の軌跡)を丁寧に書く。問題文にない数字は計算式で出す。

 

小5:『絵図・筆算・計算式・答え』を書く場所を分けて整理しながら書く。視考力のブラッシュアップ時期です。簡潔な絵図でいいが線分図は避ける。(高学年からどんぐりを始める場合には、丁寧に絵を描くことを大切にし簡潔な絵を避ける)

 

小6:過不足無く全体を見通しやすいように(理論展開が理解しやすい)絵図を工夫して描く。プレゼンテーション・表現力を含めた視考力を活用した思考力養成の仕上げです。

 

★全般的な注意

・自分で描いた絵図をよ~く見ることが全てです。読むのは1回(にした方がいい)ですが、絵図は何回も見る。『こうしたらどうなるかな?どうみえるかな?』と目(視考力)で考える。

・言葉を解答の中に書き込むことは、視覚イメージ操作の邪魔をする(思考の流れを止める)ことがありますので、解答の中では言葉での説明は極力少なく(理想はゼロ)することが、絵図を移動変形できるようになる鍵です。

 

*特に、文字を早くから覚えさせられたり、使わせられたりしている子ども達は、絵図だけで考えることに不安を感じ、注釈のような説明文を書き込むことがよくあります。これはいい傾向ではなく、「勇気がない」「自分に自信がない」「文字での説明がないと不安に感じる」「思考の本質を分かっていない」ということです。もちろん、単なる癖である場合もありますが、小6の終わりまでには不要な文字は書かないで考えることができるようにしてあげてください。

*ゆっくり、じっくり、丁寧に、お願いします。

〜どんぐりのはじめかた⑤〜

★わからん帳・わからん帳月間

 

「わからん帳」とは、自分だけの参考書のことです。この「わからん帳」を作ることで、自分の弱点が全て書いてある世界で唯一の自分だけの参考書が自動的に出来上がるんです。わからん帳に貼る問題をお宝問題と呼びます。「わからん帳」の作り方は簡単です。間違った問題を切り取ってノート(わからん帳のノート)に貼り付けます。これだけです。間違った時にやり直しをしないでくださいね。サクッとわからん帳へ移行させてください。それがポイントです。

 学校で分からない問題が出た時や塾のテキストなど、どの教科でも中学・高校・大学・資格試験の勉強にも通用します。ここに添削が加わると「世界で唯一の最も効果的な参考書」となるのです。効果的な学習方法とは、わかっていない部分を明らかにすることが第一歩です。

「わからん帳月間」とは、自分にとっての難問(わからん帳の問題)だけを続けて解くことで考えるベースとなるレベルのステージを1段上げた状態にし続ける期間です。

取り組み方は、長期休暇を活用します。基本的には夏休み。夏休みといえば、学校からの宿題が多くあるかと思います。ですので、まずは家族総出で宿題を終わらせてください。理想は4日間くらいです。自由研究等の思考回路形成に生きるものは本人のタイミングで取り組んでください。自由研究等の宿題以外を終わらせると『わからん帳月間』のスタートです。夏は陽が長いので遊びに行く前に取り組むことをお勧めします。平日1日1問が理想です。ですが、普段は週2問のペースで取り組んでいるため急に週5問解くことに驚く場合もありますので、お子さんの体力や様子をみながら週3問からスタートするなど、お子さんに合わせて工夫して取り組んでください。わからん帳月間中に今年分のお宝問題を消化し終わったら新規の問題を解いてくださいね。

わからん帳月間で間違えた問題は来年のわからん帳へドンドン入れてください。

〜どんぐりのはじめかた④〜

★読み聞かせ方式

低学年やどんぐりビギナーは読み聞かせ方式からスタートするようにしてください。お子さんにとって読む動力は大人が思っている以上に疲れるものです。なるべく無駄な負担をかけないように配慮して取り組んでください。お子さんがおやつを食べ、リラックスできてきたら読み始めます。子どもには準備ができたら声をかけるように伝えて、声が掛かるまで待ってくださいね。

準備が整ったら1文ずつゆっくり丁寧に読みます。

1文が長い場合にはお子さんに合わせた長さで区切ってください。

子どものペースに合わせて読み聞かせを進めてくださいね。

最後に通し読みを行います。通し読みは、ゆっくり絵を確認しながら行い、この時点で子どもが自ら絵が足りないことに気がつけば描きたすことはOK。

1文読んで次読むまで30分かかることは普通です。焦らさず気長に待ってくださいね。

お子さんが絵を描かずに次を読むように言ってきても絵が描けるまでは待ってください。(et.まだお母さんの絵が描けていないからゆっくり描いててね~など声かけを工夫してください)

絵が描けないことは絶対にないのでとにかく待ちます。どんぐりを初めて2ヶ月くらいすると描けるようになってくるのでそれまでは保護者の忍耐が要求されますね。

描けない原因は環境調整ができていなかったりと、問題とは別なところから影響されていることが多いので子どもが悪いわけでもなんでもありません。環境を見直すことが大切なのです。